【車中泊入門】車中泊の始め方を解説 初心者に必要なグッズや準備とは

2023年5月10日

今人気の車中泊。
最近ではバンライフという言葉が一般化したように車で生活するという新たなライフスタイルが浸透しつつあるほど車中泊は人気となっています。

車中泊に興味はあるんだけど、
✔ どんな準備が必要か分からない
✔ どこで車中泊をしてよいか分からない
✔ 楽しそうなんだけどなんとなく不安
という方も多いのではないでしょうか。

私も趣味でミニバン車中泊を始める前にはそのようなことを思っていました。
初めて車中泊をやってみた時の事もよーく覚えています。

楽しい趣味を持つことはあなたの人生を確実に充実させます。
私も週末の車中泊に出掛ける楽しみができたことで、日々の仕事をよりがんばれるようになりました。
あなたの人生を充実させるために、新しい一歩を踏み出してみるのはいかがでしょうか。

この記事では車中泊の魅力や必需品、注意点やマナーなどを初心者が明日からでも始められるくらい分かりやすく解説します。

 

この記事を書いた人
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サナギーマン

・茨城在住。サラリーマン歴15年
・車中泊&キャンプに魅せられて
・週末バンライフ歴3年目
・ブログで趣味活を発信中

 
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車中泊の魅力

車中泊ってなんか楽しそう。そう思いませんか?
私も結構以前から車中泊には興味があったのですが、経験する前から感じてたのは漠然と「なんか楽しそう」でした。
大人の秘密基地をイメージしてたのを覚えています。

私が実際に車中泊を始めてみて感じたメリットを挙げると次のようなことがあります。

・一人で過ごす自分時間の確保ができる
・日常を離れて気持ちのリフレッシュに有効
・スケジュールを決めずに宿ごと移動する感じなので時間の融通が利きやすい
・ホテル宿泊などに比べて経済的
・ペット同伴での旅もしやすい

 

ただ一方で少し不安も感じますよね?
・そもそも車中泊向きの車じゃないし。
・始めるときの準備が大変そう
・車中泊って実際どこでやればいいの?
・夜とか人けのない所で一人で寝泊まるって大丈夫?

これから車中泊を始めようと思った時これらの不安はほとんどの人が思う事じゃないでしょうか。
私はそうでした。
これらの不安がこの記事を読み進めてもらって、少しでも解消されれば嬉しく思います。

 

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車中泊の必需品

車中泊をする際の必需品を解説します。

 

1、車

言わずもがな車中泊に車は必要です。
私は現在エスティマを所有しており、こいつでいつも車中泊に出かけています。

エスティマの場合は3列シートがフラットに収納できるため、私の場合は3列目を収納して2列目シートを目いっぱい前方にスライドさせて後部を車中泊空間として使用しています。車中泊をするときの車内様子1

最初は2列目3列目シートの背もたれを倒した形で考えていたのですが、天井までの高さをなるべく多く取りたかったのとフラット感を優先して、上の形にしました。
車中泊をするときの車内様子2

車中泊をする上でこの車種でなければできないということは一切ありません。

私はたまたま乗っていたのがミニバンだったので、車中泊でも比較的空間を取りやすい車種でしたが、軽自動車であってもうまく車内を使って快適に車中泊をされている方もたくさんいます

YouTubeでも皆さん色々工夫した形で車中泊を行ってる様子が分かりますので参考にしながら自分のお気に入り空間を作ってみてください。

 

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2、寝袋

車中泊の寝具2

車内で快適に眠るためには寝具は必須アイテムです。
代表的な寝具に寝袋が挙げられます。

もし、寝袋がなくても家庭用の布団を車内に持ち込むという方法もあります。
私は最初の頃、寝袋の寝心地が苦手で布団を持ち込んでいました。
しかし、やはり荷物としてかさばるので現在は寝袋を利用しています。

寝袋も下にウレタンマットを敷くなどの工夫でより快適になりますし、慣れると寝袋のほうがよく眠れるくらいです。

車中泊で快適に眠るために寝袋は自分に合ったものを検討しましょう。

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3、カーテン・シェード

車中泊のカーテン

車中泊をする上で目隠しは必須アイテムです。
プライベートの観点から外から丸見えとなるのは嫌ですし、防犯的な観点からも必ず目隠しは行うべきです。

さて、目隠しですが意外とどのタイプを選ぶか私は迷いました。
目隠しのタイプとして下記のようなタイプがあります。
・車種専用サンシェード
・吸盤式サンシェード
・マグネット式カーテン
・レール式カーテン
・フック式カーテン

それぞれのタイプを一覧で比較すると下のようになります。

  汎用性 値段 フィット感 取付性 手軽さ 窓の開閉
車種専用サンシェード × ×
吸盤式サンシェード × ×
マグネット式カーテン
レール式カーテン ×
フック式カーテン

それぞれメリット、デメリットがあるので一概には言えませんが、私がこれから車中泊を始めようと考えてる方におすすめするのはフック式カーテン、あるいは(車が対応するなら)マグネット式カーテンです。

下の記事ではそれぞれのタイプについて詳しく解説してますので参考にしてみてください。

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4、ライト/ランタン

車内照明イメージ

ライトやランタンといった車内の照明も必須アイテムです。

ランタンもLED式やガス式、オイル式など種類がありますが車内で使用するランタンとしては火を使わないLEDランタンをおすすめします。

色々な種類のランタンが売られていますので、迷ったら下の記事も参考にしてみてください。

 

5、マット

車中泊エアーマット写真

キャンピングカーを除き、乗用車で快適な車中泊を行おうとする場合はいかに車内の空間(床)をフラットで凹凸のない状態にするかがポイントです。
つまり、車中泊マットは快適時間のために最重要であると言っても過言ではありません。

車中泊マットは色々な種類のものがありますが私がおすすめするのはインフレーターマットかクッションマットです。
エアーマットはふわふわしすぎてしまうので個人的にはおすすめしません。

車内の凸凹や段差を埋めるためのクッションやウレタンなどはニトリや100均ショップなどでも便利なアイテムが色々ありますので見てみてください。

 

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車中泊の便利アイテム

次に挙げるものは必須アイテムとは言わないまでもあると便利なアイテムです。

1、折りたたみテーブル
2、座椅子
3、クーラーボックス
4、ポータブル電源
5、食器類
6、カセットコンロ
7、鍋
8、調味料セット
9、モバイルバッテリー
10、安眠グッズ
11、プラスティック収納ケース
12、ポケットWiFi
13、ポータブルファン
14、湯たんぽ
15、スマホホルダー
16、携帯トイレ
 

これらは必ずなくてはならないアイテムではないですが、私が車中泊をする中であったほうが便利だと感じたものです。
ご自身の車中泊スタイルにあてはめて良さそうだと感じたグッズを準備しましょう。

下の記事でおすすめの商品を紹介していますので参考にしてみてください。

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さあ車中泊を始めよう

車中泊をする場所

思い立ったらいつでもどこでもというイメージの車中泊ですがいつでもどこでも好きに車中泊していいわけではもちろんありません(笑)。
基本的に車中泊できる場所は以下がメインです。

・RVパーク
最近増えてますが車中泊が公認された駐車場です。
トイレがあり銭湯施設や電源設備もあったりします。
1泊1000円~3000円程度で利用できる所が多いです。
RVパーク

・キャンプ場
キャンプ場でも車中泊ができるのはオートキャンプ場に限ります。
キャンプ場によってはサイトへの車乗り入れが禁止されてる所もありますので確認してからいきましょう。
キャンプ場

・道の駅
車中泊といえば一番思い浮かぶのが道の駅じゃないでしょうか。
私も何回もお世話になってますが中には車中泊禁止と書かれている道の駅もありますので注意しましょう。また道の駅で許可されているのは仮眠ですので長居はしないようにしましょう。
道の駅

・24時間開放された駐車場
車中泊が可能かどうかはケースバイケースなので確認の上、自己責任で実施してください。
静かでトイレがある自分だけのスポットを探してみるのも楽しいです。
乙戸沼公園の駐車場風景

 

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車中泊の過ごし方

車中泊の過ごし方風景

車中泊を趣味にするとおのずと自分時間が確保され、好きな事に集中できる時間が生まれます。
日常の仕事や生活の中で溜まったストレスを吹き飛ばすには趣味などで気持ちを切り替えることが大事です。

車中泊では例えばこんな過ごし方や楽しみ方ができます。

・釣りを楽しむ
・周辺観光を楽しむ
・温泉施設巡りを楽しむ
・車中飯を楽しむ
・映画鑑賞を楽しむ
・読書を楽しむ
・ゲームを楽しむ
・コーヒーを淹れて楽しむ
・昼寝を楽しむ

 

下の記事も参考にしてみてください。
車中泊で充実した時間を過ごしましょう。

 

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車内での調理

車内での調理風景

車中泊での醍醐味と言えば車中飯です。
私のブログでも車中飯のおすすめレシピを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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車中泊のマナー

一般的な事ですが、車中泊のマナーには下記のような事が挙げられます。

・車中泊禁止場所で行わない
・エンジンをかけっぱなしにしない
・ゴミは持ち帰る
・夜間うるさくしない

など。

車中泊だからといって特別な事はありませんね。
一般的なマナーをしっかりと守りましょう。

 

安全に車中泊を行うために

車中泊はとても楽しいものですが、次のようなことに注意をしなければいけません。

・熱中症や寒さなど気温管理
・閉鎖した車内での一酸化炭素中毒など
・夜間車中泊先で暴走族やタチの悪いグループとの遭遇
・警察による職務質問

私のブログで車中泊に潜む危険をまとめた記事がありますのでこちらはぜひ一度目を通しておいてください。

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よくある質問(FAQ)

Q1 道の駅や高速道路のサービスエリアで車中泊をしてよいのでしょうか?

A、国交省のHPでは「道の駅での車中泊は可能でしょうか?」という質問に対して次のように回答しています。

「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。
もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。
引用:国土交通省

サービスエリアに関してもNEXCOは同じような見解を出しています。

仮眠はOKで、宿泊はダメということですがどこからが仮眠でどこからが宿泊か、その線引きはなく車中泊に関してはグレー部分があるのが実情です。

私は車中泊で道の駅を利用しています。

車中泊人気も高まり実態として多くの人が道の駅の利用をしていますが、公式見解からは道の駅での車中泊OKと言い切ることはできないので自己判断をしてもらうしかありません。

 

Q2 女性が車中泊をする際に気をつけることはありますか?

A、最近では女性が車中泊をしている様子をコンテンツにした人気YouTubeチャンネルもたくさんありますね。
女性の方も車中泊を趣味にしている方やこれから始めようと興味を持っている方もたくさんいると思います。

ただ、キャンプ場などで女性が襲われるニュースがTwitterなどで流れているのを見るとやはり男性以上に女性の方は充分に防犯に気をつけて車中泊をしていただきたいと思います。

・車中泊をする場所は完全に一人になる場所ではなくヒト気がある場所を選ぶ。
・車内が見えないようにしっかりと窓の目隠しをする。
・車外に出るときはもちろん、車内で過ごすときも必ず鍵をかける。
・万が一に備えて防犯ブザーを携帯する。

安全第一で趣味を楽しみましょう。

>>車中泊防犯対策

 

Q3 車中泊でお酒を飲んでいいですか?

A、エンジンをかけない車内でお酒を飲んでも飲酒運転にはなりません。

気をつけなくてはいけないのは、確実に車を移動させなくてもよい状態としておくことです。
少しでもお酒を飲んでしまえば、最悪どうしても車を動かさなくてはいけない状態になっても運転はできず代行などを利用しなければいけないので気をつけましょう。

さらに、飲酒運転で一番気をつけなくてはいけないのは翌日の残酒運転です。

お酒を飲んで翌日運転する際は自分の判断ではなく、アルコールチェッカーを必ず使いましょう。

>>車中泊でお酒を楽しみたいアナタが絶対におさえるべきポイント

 

 

まとめ

今回はこれから車中泊を始めたいと思ってる方の背中を押せれば、というつもりで記事を書いてみました。
車中泊を始めるのに必要なのは入念な準備よりも行動力と度胸だと思います。
車内で人知れず一夜を過ごす、最初は意外と度胸が必要な事かもしれません。
でもやってみれば本当になんてことないです。そして何度か繰り返すうちに本当に楽しくなってきますよ。
楽しい趣味を持つことはあなたの人生を確実に充実させます。
私も週末の車中泊に出掛ける時間が楽しみになったことで、日々の仕事をよりがんばれるようになりました。
あなたの人生を充実させるために、新しい趣味を始めてみるのはいかがでしょうか。

 

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